里村糖尿病内科イオンタウン東浦和院
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血糖測定について

血糖測定について

自己血糖測定と持続血糖測定(CGM)について

糖尿病の治療において、ご自身の血糖値の変動を知ることは、治療方針を決定したり、日々の生活を振り返ったりするために非常に重要です。

当院では、指先で測る一般的な「自己血糖測定(SMBG)」と、腕にセンサーをつけて24時間の変動を見る「持続血糖測定(CGM)」の両方に対応しており、患者様の病状やライフスタイルに合わせて適切な方法をご提案しています。

「点」で見る測定と、「線」で見る測定の違い

自分で測る「自己血糖測定(SMBG)」

指先などに針を刺してわずかな血液を出し、その瞬間の血糖値を測定する方法です。

「食事の直前」や「寝る前」など、特定のタイミング(点)での血糖値を知ることができます。
低血糖症状が出た際や、シックデイ(体調不良時)の確認などに欠かせない基本的な測定方法であり、全てのインスリン治療の基本となります。
測定の頻度はインスリンの使用回数や病状により、1日1回〜4回以上など医師が指定します。

24時間見守る「持続血糖測定(CGM・リブレ)」

腕などに小さなセンサーを装着し、皮下の間質液中のグルコース濃度を持続的に測定する方法です。

自己血糖測定が「写真(点)」だとすれば、持続血糖測定は「動画(線)」のように血糖値の動きを捉えることができます。
寝ている間の無自覚性低血糖や、食後の急激な血糖上昇(スパイク)など、指先測定だけでは気づけなかった変動を発見できるのが最大の特徴です。
1つのセンサーで最長14日間連続して測定できます。
センサーを交換することで継続的な測定が可能です。

当院で採用している「FreeStyleリブレ2」の特徴

当院では、使いやすさと精度の高さからAbbott社の「FreeStyleリブレ2」を採用しています。
従来の血糖測定の常識を変える、患者様の負担が少ないデバイスです。

スマートフォンで簡単に確認・管理

装着したリブレセンサーをスマートフォンの専用のアプリ(FreeStyleリブレLink)でBluetooth接続するだけで、24時間いつでも瞬時に測定値を確認できます。
外出先でも目立たずにチェックできるため、仕事や生活の邪魔になりません。

医師とデータをクラウド共有(リブレView)

測定したデータはクラウドを通じて病院と共有することが可能です(リブレView)。
次回の診察時に、医師が詳細なレポートを見ながら、「この時間の高血糖は食事が影響していますね」「夜間の低血糖が心配ですね」といった具体的なアドバイスを行うことができます。

安心のアラート機能

スマートフォンの設定により、血糖値が設定した範囲よりも低くなったり高くなったりした際に、スマートフォンにアラート(通知)を出すことができます。
ご自身で気づきにくい低血糖や高血糖を早期に発見し、対応することができるため、より安全な生活を送る助けとなります。

どのような方が血糖測定を行う必要があるのか

1型糖尿病の方

ご自身の体からインスリンが出ない、あるいは極端に少ない1型糖尿病の患者様にとって、血糖測定は命に関わる大切な習慣です。
インスリン注射の量を調整し、重篤な低血糖や高血糖を防ぐために、日々の測定が必須となります。特に、24時間の変動がわかる「持続血糖測定」の使用を強く推奨しており、当院でも積極的に導入しています。

インスリン治療を行っている2型糖尿病の方

インスリン注射を行っている2型糖尿病の患者様も、低血糖の予防やインスリン量の調整のために血糖測定が必要です。
特に、一日に複数回のインスリン注射を行っている方や、低血糖を繰り返す方には、リブレの使用を推奨します。

飲み薬で治療中の方、境界型糖尿病の方

飲み薬だけで治療をしている方や、境界型糖尿病(糖尿病予備群)の方は、基本的に自己血糖測定/持続血糖測定とも保険診療対象外となります。
しかし、ご自身の血糖変動を知ることは食事や運動の効果を実感するために非常に有用です。
ご希望の方には、「選定療養(自費購入)」の枠組みで当院からリブレを購入いただくことが可能です。
またAmazonなどのネット通販でご自身で購入し、数週間だけ試してみるという使い方も可能です。

測定データを治療にどう活かすか

単に数値を測るだけでなく、その結果から「気づき」を得ることが大切です。
当院では測定結果をもとに、具体的な生活改善のヒントをお伝えしています。

  • 食事の影響を知る
    「おにぎりだけだと血糖値が上がりやすい」「野菜から食べると上がりにくい」など、ご自身の体質と食事の関係が分かります。
  • 運動の効果を実感する
    「食後に散歩をすると血糖値が下がる」ことが目に見えて分かるため、運動療法のモチベーション維持につながります。
  • シックデイ対策
    風邪などで体調が悪い時(シックデイ)は血糖値が乱れやすくなります。こまめな測定で状態を把握し、早めの受診判断に役立てます。

FreeStyleリブレで注目する「Time in Range(TIR)」

これまで糖尿病の管理目標といえば、過去1〜2ヶ月の平均値を表す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」が中心でした。
しかし、持続血糖測定の普及により、新たな指標として「Time in Range(TIR:タイム・イン・レンジ)」が注目されています。

これは、1日のうち「血糖値が目標範囲内(一般的には70〜180mg/dL)に収まっている時間が何%あるか」を示す数値です。
HbA1cが同じでも、血糖値の乱高下が激しい人と安定している人とでは、血管へのダメージや身体の負担が異なります。
目標としては、このTIRが「70%以上(1日のうち約17時間以上)」になることを目指します。
これにより、合併症のリスクを減らすことができると考えられています。

よくある質問

センサーの装着は痛くないですか?

多くの方が「想像していたよりも痛くなかった」「気づかないくらいだった」とおっしゃいます。
センサーの針は非常に細く柔軟性があるため、装着中も痛みを感じることはほとんどありません。

お風呂やプールに入っても大丈夫ですか?

はい、問題ありません。
センサーは耐水性があるため、装着したまま入浴、シャワー、水泳が可能です。
ただし、長時間の長湯やサウナなどはセンサーが剥がれやすくなる可能性があるため注意が必要です。

MRI検査やCT検査の時はどうすればいいですか?

MRI、CT、レントゲンなどの検査を受ける際は、センサーが画像に影響したり、故障や発熱の原因になったりすることがあるため、原則として検査前に取り外す必要があります。
検査の予定がある場合は、事前に医師や技師にご相談ください。

費用はどれくらいかかりますか?

費用は、処方されるセンサーやチップの個数、および管理料によって異なります。
おおよその3割負担額で、SMBGでは月額 約1,000円〜3,000円程度、リブレでは 月額 約3,500円〜4,500円程度となります。

またインスリン治療中でない方が自費(選定療養)で購入される場合、リブレセンサー1個(2週間分)あたり 約7,500円 〜 8,000円程度となります。

※上記は目安であり、診察料や他のお薬代は含まれていません。詳細は受診時にご相談ください。

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