歩行障害について
「最近、足が上がりにくくなった」「歩くとふらふらする」と感じることはありませんか? 歩行のトラブルは、単なる「加齢のせい」だけではなく、隠れた病気が原因であることも少なくありません 。
当院では、患者さん一人ひとりの症状に向き合い、正しい診断のもと、最新の知見に基づいた最適な治療を提案します。まずは一度、お気軽にご相談ください 。
脳神経内科の病気
1. 脳梗塞
脳の血管が詰まり、一部の神経細胞が機能しなくなることで、様々な症状が出ます。
急激な発症
正確な発症時刻がわかることが多いですが、寝ている間に発症して、起きた後に気づくこともあります。
歩行の異常
左右どちらか一方の手足が麻痺したり、平衡感覚の異常によりバランスが取れなくなったりすることで、歩行が困難になります。
歩行以外の症状
しゃべりにくい(構音障害)、飲み込みにくい(嚥下障害)、言葉が出ない(失語)などの症状を伴うことがあります。
直ちに救急車を呼んでください
発症から治療開始までの時間が短いほど、回復の可能性が高くなります。
上記のような症状が急に現れた場合は、直ちに救急医療機関を受診してください。
2. パーキンソン病
脳内のドーパミンを作る神経細胞が減少することで、体のスムーズな動きが難しくなる病気です。
歩行の特徴
足が少しずつしか前に出ない「小刻み歩行」、最初の一歩が踏み出せない「すくみ足」、前傾姿勢などが特徴的です。
転倒
バランスを崩した後の立て直しが困難になります(姿勢反射障害)。
その他の症状
手がふるえる、すばやい動作ができない、表情が硬くなるなどの運動症状に加え、便秘、立ちくらみ、幻覚(幻視)、物忘れなど、さまざまな症状を伴います。
3. パーキンソン病以外の神経難病
パーキンソン病以外にも、多くの神経難病で歩行が困難になります。
脳神経内科以外の病気
1. 整形外科の病気
腰部脊柱管狭窄症
腰の神経が圧迫され、痛みやしびれが生じます。少し歩いては休むことを繰り返す「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が大きな特徴です。
変形性膝関節症
加齢や肥満で膝の軟骨がすり減り、痛みや変形で歩きにくくなります。
2. 脳神経外科の病気
慢性硬膜下血腫
脳の表面にゆっくり血液がたまる病気です。歩きにくさのほか、頭痛、反応が乏しくなること(意識障害)があります。
正常圧水頭症
脳内の液体(髄液)の循環が滞ることが原因です。歩きにくさ、もの忘れ(認知症)、尿が漏れてしまう(尿失禁)が3大症状です。
3. その他の病気
廃用症候群
運動不足や入院による長期安静によって、筋力が低下したり関節が固くなったりした(関節拘縮)状態を指します。高齢の方に多く注意が必要です。
東浦和駅より1分