里村糖尿病内科イオンタウン東浦和院
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歩行障害(歩きにくい・歩けない)

歩行障害(歩きにくい・歩けない)

歩行障害について

歩行に何らかの障害がある状態ですが、階段の昇り降りのみ手すりが必要といった軽いものから、全く歩くことができず車椅子が必要なものまで、程度は様々です。
つまづきやすくなったり、頻繁に転んでしまったりすることもしばしばあります。

筋力の低下が原因のこともありますが、脳からの指令がうまく伝わらずにうまく足が動かせない場合や、痛みやしびれのため動かせくなるなる場合、平衡感覚に問題がありバランスが取れない場合など、様々な要因が考えられます。
また病気によって、急激に一気に症状が出るものと、少しずつ悪くなってくるものがあります。

頻度の高い原因疾患とその特徴(脳神経内科の病気)

1.脳梗塞

脳に血液を運ぶ血管が詰まることによって、脳の一部分に血流が届かなくなり、そこにある神経細胞が機能しなくなる(死んでしまう)病気です。
脳のどの部分が障害を受けたかによって現れる症状は大きく異なり、左右どちらか一方の手足が麻痺する(片麻痺)、しゃべりにくい(構音障害)、飲み込みにくい(嚥下障害)、言葉を話したり理解したりできない(失語)、右半分あるいは左半分が見えない(視野欠損)、バランスがとりにくいなどの症状が出うる一方、無症状の場合もあります。

治療は発症後すぐの急性期と、発症後しばらくしてからの慢性期に分けられます。
急性期については通常入院治療となりますが、血管に詰まった血のかたまり(血栓)を取り除く治療(血栓溶解療法もしくは血管内カテーテル治療)によって症状が回復する可能性があり、救急車などを利用して、できるかぎり早く医療機関に受診することが大切です。

慢性期の治療は、脳梗塞の再発予防が目的ですが、原因によって治療薬が異なり、(1) 動脈硬化などによる血管の閉塞が原因の場合には抗血小板薬、(2) 不整脈(特に心房細動)があり、心臓内に血栓ができて血管が閉塞した場合には抗凝固薬を投与します。
また、動脈硬化の原因となる生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肥満など)の治療も重要なほか、喫煙者の場合には禁煙も必要です。

2.パーキンソン病

脳の一部(中脳黒質)にあるドーパミンを作る神経細胞が減少することによって、手がふるえたり、体をスムーズに動かすことが難しくなる病気です。
高齢になるほど発症しやすくなり、65歳以上では100人に1人くらいの方がパーキンソン病になると言われています。

手足のふるえ(振戦)、手足の動きが遅く小さくなる(無動・寡動)、歩く際に足が少ししか前に出ない(小刻み歩行)、バランスを崩して転びやすくなる(姿勢反射障害)、表情が乏しくなる(仮面用顔貌)など、動きに関して色々な症状が出るほか、便秘や立ちくらみ(起立性低血圧)など、動き以外の症状を伴うことも多くあります。
また、認知症として2番目に多いレビー小体型認知症と共通の原因で生じる病気であり、認知症を合併することもあります。

国の指定難病の一つであり、症状の進行を完全に止めることは難しいのですが、薬により大きく症状が改善するため、正しい診断を受けておらず、それまで車いすを使用していた方が、自分ひとりで歩けるまで良くなることもしばしばあります。脳内で不足するドーパミンを補うレボドパ(L-ドパ)の内服治療が基本になりますが、その他にも様々な種類の薬があり、年齢や症状の進行に応じて薬を選択します。

3.その他

その他にも、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症、ギラン・バレー症候群など、歩くことが難しくなる様々な病気があります。

頻度の高い原因疾患とその特徴(脳神経内科以外の病気)

1.腰部脊柱管狭窄症

整形外科

腰にある背骨(腰椎)の中を通る神経が、骨や椎間板の変形によって圧迫されることによって、痛み、しびれ、力の入りにくさ(脱力)などが生じ、歩きにくくなる病気です。
安静時には症状が少なく、立ったり歩いたりすると症状が悪化するため、少し歩いては休むことを繰り返すのが特徴です(間欠性跛行)。

2.変形性膝関節症

整形外科

加齢や、肥満などによる過度の負荷によって、膝の関節にある軟骨がすり減り、痛みや変形をきたすことで、歩きにくくなる病気です。

3.慢性硬膜下血腫

脳神経外科

脳の表面と頭蓋骨の間にある「硬膜」と呼ばれる膜の下に、数週間から数か月くらいの時間をかけて、ゆっくりと血液がたまり、脳を圧迫する病気です。
頭をぶつけることがきっかけになることが多いですが、転んだり、しりもちをついたりした際の軽い衝撃でも生じることがあり、きっかけがよくわからないこともしばしばあります。
歩きにくさのほか、頭痛、ぼーっとしている(意識障害)などの症状がでることもあります。

4.正常圧水頭症

脳神経外科

脳を保護するために脳の周りにある液体(脳関髄液)の循環が悪くなり、脳の真ん中にある空洞(脳室)に液体がたまって脳が圧迫され、症状が出る病気です。
歩きにくさのほか、もの忘れ(認知症)、尿が漏れてしまう(尿失禁)が特徴です。

5.廃用症候群

病気やけがによる長期間の安静や運動不足により、様々な身体の機能の低下をきたした状態を指します。
筋力の低下のほか、関節周囲の組織が縮んで固くなってスムーズに動かせなくなること(関節拘縮)によって、歩行が困難になります。
入院などを契機に生じることも多いですが、高齢の方が自宅に閉じこもりになることでも生じるため、注意が必要です。生活環境の改善やリハビリテーションなどが必要となります。

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