神経難病とは、脳や神経が侵されることで起こる、根本的な治癒が難しい病気の総称です。
かつては「治療法がない」とされていましたが、近年の医学の進歩により、新しい治療薬が次々と開発され、状況は大きく変わりつつあります。
当院では、経験豊富な神経内科専門医が診療を行います。
症状を改善・緩和する薬や、進行を遅らせる薬を適切に組み合わせ、難病支援制度などの活用も含め、患者様お一人おひとりに合わせた「最善の医療」をご提案いたします。

神経難病の種類
厚生労働省が指定する「指定難病」のうち、脳神経内科が扱う疾患は80以上にのぼります。
パーキンソン病
高齢になるほど発症しやすく、65歳以上の約100人に1人がかかると言われています。手がふるえる、字が書きにくい、歩きにくい、転びやすい、表情が硬くなるなど、様々な症状が見られます。
脊髄小脳変性症
小脳の機能が障害されることにより、ふらついて歩きにくい、手がうまく使えない、ろれつが回りにくいなどの症状が出る病気です。
日本全体での患者数は3万人以上で、約1/3が遺伝性(家族性)と言われています。また、遺伝性でないもののうち、パーキンソン症状など小脳以外の症状を伴うものは、多系統萎縮症と呼ばれます。
重症筋無力症
脳神経系の自己免疫疾患(免疫系が自分の体の一部を間違えて異物と認識して攻撃することにより生じる疾患)の中で最も多い疾患で、国内の患者数は約3万人と推定されています。神経と筋肉のつなぎ目(神経筋接合部)での信号伝達の障害により、まぶたが下がる、ものが二重に見えるなどの目の症状や、力が入りにくい、飲み込みにくいなどの症状が出ます。
その他の疾患
上記のほかにも、多発性硬化症、進行性核上性麻痺、大脳基底核変性症、筋萎縮性側索硬化症など、様々な疾患があります。
受診をお考えの方へ(事前のご確認)
スムーズな診断・診療のため、以下の点についてご確認をお願いしております。
初めて脳神経内科を受診される方
- 現在困っている具体的な症状
- 症状が出始めた時期
- 症状の変化(どのように変わってきたか)
- ご家族に同様の症状の方がいるか
- 現在服用中のお薬(お薬手帳をご持参ください)
他の医療機関で診断を受けている方
- 可能であれば、紹介状をご持参ください。
当院の診断・検査方針

問診で症状を丁寧に伺ったうえで、以下の検査を行います。
専門的な診察
「神経学的診察」により、脳や神経の異常を詳しく確認します。
採血検査
一般的な健康診断等では調べない、特殊な項目を測定する場合があります。
画像検査(MRI)
神経難病に特徴的な変化があるかどうか確認します(他の医療機関で実施します)。
地域連携・訪問診療について
専門医療機関との連携
より精密な検査や入院治療が必要な場合は、専門医療機関へご紹介します。
逆に、専門医療機関での検査・治療を終え、症状が安定した方の日常的な外来診療については、当院で積極的にお受け入れしております。
通院が困難な方へ
症状により通院が難しい場合は、当グループ(仁学会)の「里村クリニック」による訪問診療のご相談も可能です。
アクセス
東浦和駅から徒歩1分
駅から近く、通院に便利な立地です。

バリアフリー(段差なし)
歩きに問題のある方や車椅子の方も、スムーズに診察室までお入りいただけます。

東浦和駅より1分