「手がふるえて気になる」「手足がピリピリとしびれる」「めまいがして真っ直ぐ歩けない」……。
このような症状は、「年のせいかな?」「疲れが溜まっているだけかも」と見過ごされがちですが、実は脳や神経の病気が隠れているサインかもしれません。
一般内科では評価しにくいこれらの症状について、「脳神経内科の専門医」が詳しい問診と専門的な診察に基づき、病気が隠れているかどうか明らかにしたうえで、お一人おひとりに合わせた治療やケアをご提案いたします。

各症状の代表的な原因と特徴
ふるえ
本態性振戦(ほんたいせいしんせん)
高齢の方に多く、手を使っている時(コップを持つ、字を書くなど)にふるえが目立つのが特徴です。
進行はゆっくりで、ふるえ以外の問題は生じず、治療を必要としないことが多いですが、ふるえが強い場合には薬物療法を行います。
パーキンソン病
何もしていないとき(安静時)にふるえるのが特徴で、ふるえと同時に手足の動かしにくさを伴うことが多いほか、歩きにくい、転びやすいなど、様々な症状を伴います。進行性の疾患であり、正しい診断と治療が必要です。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
代謝が亢進し、手のふるえのほか、動悸、多汗、体重減少などを伴います。診断には血液検査やエコー検査などが必要となります。
しびれ(ピリピリ・ビリビリ)
部位により原因が異なり、しびれと同時に感覚が鈍くなることもあります。
片手のしびれ
頚椎症、手根管症候群などい場合には薬物療法を行います。
お尻から足にかけてのしびれ
坐骨神経痛(腰部脊柱管狭窄症)など
片側の手足(および顔)のしびれ
脳卒中など
両手両足のしびれ
末梢神経障害(糖尿病、抗がん剤、過度の飲酒、神経疾患など)
顔面のしびれ
三叉神経痛など
発疹(皮膚のブツブツ)を伴うしびれ
帯状疱疹
めまい
景色が回るような「回転性」と、ふわふわする「浮動性」に分けられます。
良性発作性頭位めまい症
もっとも頻度が高く、特定の方向に頭を動かした直後に短時間のみ回転性めまいが生じます(通常1分以内)。
三半規管に「耳石」という小さな結晶が入り込むことが原因で、数日から数週間で自然に改善することが多いです。
メニエール病
回転性のめまい加え、難聴や耳鳴り、耳閉感が同時に生じるのが特徴です。
発作を繰り返すことで難聴が進行する場合があり、耳鼻咽喉科への受診が必要です。
脳卒中
頻度は少ないですが、脳の血管の障害によってめまいを生じる場合があります。
突然の発症で、ろれつが回りにくい、飲み込みにくいなどの症状を伴う場合は、急いで救急医療機関を受診する必要があります。
また、これらの症状は精神的なストレスや、うつ病などの心の病気が原因で生じることもあります。
受診時のお願い
以下のような情報を予め整理しておいていただけるとスムーズです。
- いつから症状があるか
- どのような状況で起こるか(例:じっとしている時、歩いている時、立ち上がった時)
- 症状の持続時間
- 現在服用中の薬(お薬手帳をご持参ください)
当院の診断・検査方針

丁寧な問診を行ったうえで、以下の結果から総合的に診断します。
専門的な診察
神経学的診察専門医が触診や視診を行い、筋力、反射、感覚の異常、歩行の状態を詳しく調べます。
採血検査
症状の原因となる内科疾患の有無を調べます。
画像検査
症状の原因となるような病変の有無について調べます(頭部MRI検査が必要な場合、他の医療機関で実施します)。
アクセス
東浦和駅から徒歩1分
駅から近く、足腰に不安がある方の通院にも便利です。

バリアフリー(段差なし)
歩行が不安定な方や車椅子の方も、スムーズに受診いただけます。

東浦和駅より1分