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持続血糖測定器におけるデータ管理システムを用いた個人情報取り扱い利用規約

持続血糖測定器におけるデータ管理システムを用いた個人情報取り扱い利用規約

本規約は、医療法人仁学会(以下「当法人」)「里村糖尿病内科イオンタウン東浦和院」において、持続グルコース測定器(CGM)のデータ管理システム(アボットジャパン合同会社が提供する「リブレView」およびデクスコム社が提供する「CLARITY」)を運用し、患者さまの個人情報および健康関連データを取り扱う際の条件を定めたものです。

第1条(目的)

本利用規約(以下「本規約」)は、当法人が、Abbott Diabetes Care Inc.およびその関連会社(以下「アボット」)の提供する「リブレView」データ管理システム(https://www.LibreView.com/)、ならびにDexcom, Inc.およびその関連会社(以下「デクスコム」)の提供する「CLARITY」データ管理システム(以下、個別に又は総称して「本システム」)を用いて、患者さま(以下「利用者」)の個人情報・健康関連データを取り扱う際の条件および取り扱い方針を定めるものです。

当法人の施設(里村糖尿病内科)にて本システムを利用する場合、利用者は本規約に同意したものとみなします。

第2条(対象システムについて)

本システムは、利用者が装着する持続グルコース測定器および血糖自己測定器(以下「測定器」)から測定データをクラウドにアップロードし、医療従事者が利用者の糖尿病管理および診療支援を行うためのシステムです。各システムの詳細は以下の通りです。

項目リブレView(リブレ2等に対応)CLARITY(デクスコムG7に対応)  
提供・開発元アボットおよび関連会社 NewYu, Inc.(米国)Dexcom, Inc.(米国)
主な対応アプリFreeStyleリブレLink アプリデクスコムG7 アプリ
セキュリティ規格ISO 27001 準拠、データ暗号化等の適切な暗号化措置国際的なセキュリティ基準に準拠した厳格な暗号化保護
当法人でのアクセス承認された医療従事者が、専用の管理ID・パスワードを用いてアクセスします。承認された医療従事者が、専用のクリニックアカウントを用いてアクセスします。

第3条(収集する情報)

当法人は、本システム(リブレViewおよびCLARITY)を通じ、以下の情報を取得・閲覧します。

  • プロフィール情報: 氏名、生年月日、メールアドレス、システム識別用のID等
  • 健康関連データ: リアルタイムグルコース値、履歴データ、血糖値、測定器メモ情報(インスリン投与記録、食事・運動メモ、イベントログ等)、その他糖尿病管理に用いるデータ

第4条(利用目的)

当法人は、以下の目的に限り、本システムより取得したデータを利用します。

  1. 糖尿病をはじめとした診療行為、検査および診断に必要な情報把握
  2. 連続血糖変動、低血糖・高血糖イベント等の傾向モニタリング
  3. 患者さまの状態に応じた最適化された治療、薬学的管理、および生活・栄養指導の質向上
  4. 測定データの保存、診療用レポートの作成、および過去の履歴管理
  5. その他、利用者の健康管理および医療サービスの円滑な提供

第5条(情報の共有)

当法人は、適切な医療ケアおよび包括的な治療を提供する必要がある場合に限り、当法人内(担当医師、看護師、管理栄養士等の医療従事者)で情報を共有します。

法令に基づく場合、または医療安全上、緊急を要する場合を除き、利用者の事前の同意なく外部第三者へデータを提供することはありません。

第6条(情報の管理・保管場所)

6.1 保管場所

各クラウドシステムに蓄積される利用者の健康情報を含むデータは、開発元が指定する適切なセキュリティ体制を備えた暗号化サーバー(日本国内または各社の指定するグローバルサーバー地域)にて厳重に管理されます。

6.2 技術サポート時のアクセス

アボット、NewYu、またはデクスコムの技術チームが、システム的な不具合の調査・解決を行う際、必要最小限の範囲で利用者データへアクセスする場合があります。この際、適切なデータセキュリティ及び秘密保持条件下において、海外(米国等)からリモートアクセスが実施される場合があります。

第7条(利用者によるデータ共有方法)

利用者は、自身の測定機器やスマートフォンアプリに応じて、以下の方法で当法人とデータを共有(連携)することができます。

FreeStyleリブレ2等をご利用の場合(リブレView連携)

  • 当法人の医療施設にて、測定器(リーダー)を専用ケーブルでリブレViewに接続し、直接データをアップロードする。
  • スマートフォン用の「FreeStyleリブレLink」アプリを当法人の医療機関アカウント(医療機関ID)と連携させ、クラウド経由で自動アップロードを行う。

デクスコムG7をご利用の場合(CLARITY連携)

  • スマートフォン用の「デクスコムG7」アプリと連携するデータ管理システム「CLARITY」を用い、当法人が発行する「共有コード」をアプリまたは患者用CLARITY webサイトに入力し、データ連携を開始する。

※ご自身でリブレViewまたはCLARITYを利用・セットアップする場合、各製造元(アボット社またはデクスコム社)が定める個別の利用規約およびプライバシーポリシーに同意する必要があります。

第8条(免責事項)

  • 本システム(リブレView、CLARITY)の利用において、通信環境の悪化、サーバー障害、アプリのシステムエラー、またはスマートフォンのOSアップデートに伴う不具合等により、データの遅延や共有漏れが生じた場合、当法人は一切の責任を負いません。
  • アボット社、NewYu社、またはデクスコム社による突発的なサービス停止、仕様変更、またはアプリの提供終了等により当法人の診療環境に影響が生じた場合、可能な範囲で周知・対応に努めますが、システム全体の完全な常時動作を保証するものではありません。
  • 持続グルコース測定器(CGM)の特性上、測定値(組織間質液中のグルコース濃度)は実際の血糖値(静脈血や指先穿刺血)と乖離・タイムラグが生じる場合があります。そのため、急性期の治療方針決定や低血糖症状との不一致がある場合は、必ず医師の総合的な判断に基づき行われます。

第9条(利用者の責務)

利用者は、本システムを安全かつ効果的に診療に役立てるため、以下を遵守するものとします。

  1. 各測定器(リブレ2、デクスコムG7)および専用アプリ(FreeStyleリブレLink、デクスコムG7、CLARITY)の適切な使用方法や注意点を正しく理解し、運用すること。
  2. 自身の体調、あるいは低血糖・高血糖を疑う症状が測定値と一致しない場合、またはシステムにエラー表示が出た場合は、必ず指先穿刺による血糖自己測定(SMBG)を行い、数値を検証すること。
  3. 当法人とのデータ共有設定(医療機関コードの登録、共有コードの承認など)が正確に維持されているか、定期的に確認すること。
  4. アボット社およびデクスコム社が提供する個別のシステム利用規約を遵守し、自己の管理に属するアカウントIDやパスワードを適切に管理すること。

第10条(規約の変更)

当法人は、医療機器の仕様変更、関係法令の改正、またはインフラの変化等に伴い、必要に応じて本規約を随時改定することがあります。

改定後の規約は、当クリニックの公式ウェブサイトへの掲載、または院内掲示を行った時点で効力を生じるものとします。

第11条(準拠法)

本規約は日本法に準拠し、同法に従って解釈されるものとします。

医療法人仁学会 里村糖尿病内科

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