9:00~13:00
14:30~18:00

休診日:日曜・祝日

▲14:00〜17:00まで
※受付は診察終了の30分前までとなります

24時間
WEB予約
お電話でのご予約・お問い合わせ

048-711-9655

頭痛の治療は薬だけじゃない! 自分でできる日常生活の工夫とケア

頭痛の治療は薬だけじゃない! 自分でできる日常生活の工夫とケア

里村糖尿病内科イオンタウン東浦和院、脳神経内科の田中です。

頭痛の治療においては、どういうタイプの頭痛なのかを見きわめたうえで、頭痛の強さや頻度に合わせて、適切なタイミングで薬を使うことが重要ですが、それと同時に自分の頭痛について良く知ること、および、日々の過ごし方を見直すことが大切です。

今回は、つらい頭痛と上手に付き合い、症状を和らげるために「自分で今日からできる、日常生活の工夫や予防策」についてわかりやすくお伝えしていこうと思います。

なお、頭痛のタイプについて詳しく知りたい方は、こちらのページを是非ご覧ください。

まずは自分の頭痛を知る「頭痛の記録」から

頭痛の予防や対策をはじめるにあたって、また、治療の出発点として頭痛のタイプを正しく診断する上で、何よりも大切になるのが「頭痛の記録」です。

いつ、どのようなときに頭痛が起こり、どのくらい頭痛が続いたかという情報は、診断や予防、頭痛の原因を知るために重要なほか、現在受けている治療が有効かどうかを判断するためにも必要となります。忙しい方はカレンダーに印をつけるだけでも良いので、必ず記録をつけて頂くようお勧めします。

余裕のある方や、より積極的に治療に取り組みたい方は、以下のようなより詳しい情報を一緒に記録しておくとよいでしょう。

  • 痛みに関する情報: 痛みの強さ、痛みを感じた部位、痛みの性状
  • 痛み以外の症状: 吐き気や光のまぶしさなどの随伴症状、痛みが出る前の前兆
  • 痛みの出た状況: 頭痛の起こった場所、生理中かどうか(女性の場合)
  • 服用した薬とその効果
  • 思い当たる誘因: 本ブログで紹介している項目のほか、天候・気圧の変化、月経など

記録をつけることで、自分でも気づいていなかった「頭痛を引き起こすきっかけ(誘因)」が見えてくるようになります。また、異なるタイプの頭痛が混ざっている方の場合には、自分で頭痛のタイプを見分けられるようになったり、より適切に薬を使えるようになったりということも期待できます。

なお、記録は手軽にカレンダーや手帳に書き込むだけでもよいですが、日本頭痛学会が公開している専用の記入用紙(頭痛ダイアリー)を利用できるほか、最近ではスマートフォン用のアプリも登場しています。(私自身も頭痛持ちなのですが、「頭痛ろぐ」というアプリを使用しています。なるべく細かく情報を記録したい方にはお勧めです。)

日常生活に潜む頭痛の「誘因」と予防のコツ

頭痛の誘因は日々の生活のあちこちに潜んでいますが、どの誘因が大きく影響しているのかは、人それぞれで異なります。また、頭痛の誘因は多岐にわたるため、可能性のある全てに対して対策しようとすると、そのこと自体が大きな負担になり、不安やストレスで逆に頭痛が悪化してしまうことも考えられます。

まずは「頭痛の記録」を通して自分の頭痛の傾向をつかみ、関連が強そうなものから順番に、ひとつずつ無理のない範囲で対応していくのが効果的で長続きするコツです。

自分で対処することができる頭痛の代表的な誘因について、以下にまとめました。

肩や首のこり

デスクワークなどで、長時間同じ姿勢で作業を続けていると、肩や首回りの筋肉が緊張し、様々なタイプの頭痛の原因になります。

肩こりや首のこりの予防・改善には、こまめに首や肩を回したり、ストレッチを行ったりすることがおすすめです。日本頭痛学会で勧められている「頭痛体操」がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

眼精疲労と光刺激

パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けたり、強い光や眩しい照明を浴び続けたりすることは、脳や神経を刺激して頭痛の誘因になります。可能な範囲で使用時間を短くする、作業の合間に目を休めたり、照明の明るさを調整したりするなど、工夫をしてみましょう。

また、眼鏡の度数調整や、サングラスの着用などによって、頭痛の回数を減らせる場合もあります。

食事・水分摂取管理

空腹や水分摂取不足がきっかけで、頭痛が起こることもよくあります。朝食を含めて、1日3食をきちんと食べ、脱水にならないようにこまめに水分を摂取しましょう。

また、特定の食べ物や飲み物がトリガーになることも知られており、チーズやワイン、チョコレートなどに含まれるチラミン、コーヒーや紅茶に含まれるカフェイン、そしてアルコールなどは頭痛を引き起こすきっかけになることがあります。

睡眠リズムの乱れ

睡眠不足はもちろんのこと、休日に「寝だめ」をするような睡眠過多も、頭痛の原因になることがあります。睡眠時間と頭痛が関連している場合には、毎日できるだけ同じ時間に起き、同じ時間に寝るようにして、規則正しい睡眠リズムを作りましょう。

また、就寝直前までゲームやスマートフォンを眺めていると、睡眠の質が低下するだけでなく、睡眠中や起床直後の頭痛の原因となる場合がありますので、避けるようにしましょう。

精神的ストレス

精神的ストレスは、あらゆる頭痛において非常に強い誘因となります。心が緊張しているときはもちろんですが、片頭痛では「週末になって仕事のストレスから解放され、ホッとしてリラックスしているとき」に頭痛が起こることも少なくありません。

日頃から自分なりの気分転換法やリラックスできる時間を持つことが大切です。ぬるめのお湯にゆったりつかる、好きな音楽を聴く、軽い散歩をするなど、心が穏やかになる習慣を意識的に作ってみましょう。

注意したい「薬物乱用頭痛(薬剤使用過多による頭痛)」とは?

頭痛が起きたとき、市販の解熱鎮痛薬や病院で処方された頭痛薬を飲む方が多いと思いますが、使用回数が増えすぎないように注意が必要です。頭痛薬を月に10~15日以上使用する状態が続くと、薬のせいでかえって頭痛の回数が増えたり、毎日痛みが続くようになったりすることがあり、薬物乱用頭痛(薬剤使用過多による頭痛)」と呼ばれます。

「頭痛が不安だから予防的にあらかじめ飲む」「効き目が悪いからと薬の量を増やす」といった習慣を続けていると、知らないうちに薬物乱用頭痛の悪循環におちいって、抜け出せなくなることがあります。

もし「市販薬を月に10日以上飲んでいる」「薬を飲んでいるのに頭痛の回数が増えてきた」と感じる場合は、頭痛の専門的な診療を行っている医療機関へ相談することをおすすめします。

当院での頭痛診療について

頭痛の中でも特に片頭痛については、効果の高い新しい薬が開発され、治療薬の選択肢が大きく広がっています。一方で、そのような薬を使っても十分な効果が得られない場合もあり、治療を薬だけに頼らずに、自分の頭痛について良く知り、日々の生活の中で工夫していくこともとても大切です。

当院の脳神経内科では、丁寧な問診や専門的な診察(神経学的診察)を通して頭痛の原因を正しく見極め、お一人おひとりの生活スタイルやご希望に合わせた最適な治療法をご提案するとともに、日常生活上のアドバイスについても積極的に行います。

頭痛でお困りの際はお気軽に「里村糖尿病内科イオンタウン東浦和院」へご相談ください。

PAGE TOP