こんにちは。里村糖尿病内科 イオンタウン東浦和院の院長、高です。
今回はいつもの医療コラムから少し趣向を変えて、先日開催された地域セミナーの様子を振り返る「院長ブログ」をお届けします。
東浦和公民館での健康セミナー第1弾を開催しました

先日、東浦和公民館にて医療法人仁学会主催の健康セミナー第1弾を開催いたしました。
開催日は日曜日。朝は普段通り子どもたちと一緒にTVでプリキュアを観て、公園で遊ぶという穏やかな休日を過ごしていました。
お昼ごはんを終えてから、ジャケットとスラックスを身にまとい、ネクタイを締めて出発の準備を始めました。
普段の出勤はTシャツにパンツといったラフな格好ばかりのため、妻や娘から「それだと少しかしこまりすぎじゃない?」「ネクタイは青系よりグレーの方が落ち着いて見えるよ」「前ボタンを留めると堅い印象になるかも」といった率直なアドバイスを受け、軽めにヘアセットを整えて家を出ました。
懐かしさを感じる東浦和の道と、開場前の温かい熱気
東浦和駅から会場へ向かう道は、昨年里村クリニックへ勤務していた頃に歩いていた懐かしい通学路ならぬ通勤路です。東浦和公民館へ向かう道すがら、心地よい涼風を感じつつ歩いたのですが、以前歩いていた頃よりも心なしか坂道が長く感じられ、時間の流れを実感しました。
公民館に到着すると、里村仁志理事長が出迎えてくださいました。「会場を温めておいたよ」と声をかけていただいたのですが、まだ開場まで1時間以上あるタイミングです。「さすがにまだ誰もいらっしゃらないだろう」と思って中を覗くと、すでに入口には5名ほどの方が並んで開場を待たれていました。地域の皆様がこのセミナーを心待ちにしてくださっていたことが伝わり、背筋が伸びる思いでした。

会場内を確認し、自治会長様へご挨拶を済ませた後、登壇する先生方やスタッフで最終の進行確認を行いました。確認といっても堅苦しいものではなく、「地域の皆さんと一緒に楽しくいきましょう!」という非常に和やかな空気の中でスタートを迎えました。
講演本番:糖尿病・生活習慣病の予防と「新しい認知症観」
16時の定刻通りにセミナーがスタートしました。人前でお話しすること自体は嫌いではないものの、登壇直前はやはり独特の緊張感があります。

ご紹介をいただき、いよいよ私の講演パートが始まりました。今回は一言一句を決めた原稿を用意せず、「その場の空気を感じながら、自分の言葉と思いで直接語りかけよう」と決めてマイクを握りました。予定時間内にきれいに収まるか少し心配もありましたが、会場の皆様が終始温かい眼差しで相槌を打ちながら聴いてくださり、無事に時間通りお話を終えることができました。講演後の質疑応答でも積極的なご質問をいただき、お伝えした内容を真剣に受け止めてくださった実感が湧き、大変励みになりました。

続いて、脳神経内科の田中先生による「認知症」についての講演が行われました。専門医の視点から語られる最新の医療情報は私自身にとっても学びが多く、会場の皆様も熱心に聞き入っておられました。特に印象的だったのが、田中先生が提示された「新しい認知症観」という考え方です。当院が掲げる予防医療において、脳神経分野の専門医が連携して診療にあたってくれていることの心強さを改めて実感いたしました。
地域に寄り添う医療を:「予防は治療に勝る」を届けるために
自治会長様からの温かいお言葉と理事長からの総括をいただき、全体会は盛況のうちに幕を閉じました。

その後に実施した個別相談会には、普段当院の外来に通ってくださっている患者さんだけでなく、初めてお会いする近隣の皆様も多数足を運んでくださいました。日頃抱えている健康への不安や検査値の疑問などについて直接お話しを伺うことができ、地域医療の現場で活動する手応えと責任の重さを改めて噛み締めるひとときとなりました。
私たち医療従事者の使命は、病気になってから治すことだけではありません。病気になる手前で防ぐこと――すなわち「予防は治療に勝る」という理念を、診察室の中だけでなく地域コミュニティへ直接お届けしていくことが何より重要だと考えています。
次回開催のお知らせ(第2回 健康セミナー)
次回の健康セミナーは、場所をプラザイーストに移して開催いたします。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 開催日程 | 2026年11月15日(日) |
| 会場 | プラザイースト(さいたま市緑区) |
| 主催 | 医療法人仁学会 |
| 参加費 | 無料 (詳細は里村クリニック・里村糖尿病内科の公式LINEからご案内予定) |
ご自身やご家族の健康維持、日頃のちょっとした体調の不安を解消する機会として、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
スタッフ一同、皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。
東浦和駅より1分